UCI世界選手権大会2026 ロードレース2026年9月28日文: Grand Tour Hub 管理人

牽制し合う優勝候補を置き去りに、ふだんアシストのアメリカ人が世界王者に

ブロサール → モントリオール 273.4km(セントローレンス川の対岸のブロサールを出発し、モンテレジー地方の平らな道を回ってから、サミュエル・ド・シャンプラン橋で市内へ入ります。そこからモン・ロワイヤルの13.4km周回を12周。周回にはカミリアン・ウードの丘とポリテクニークの丘があり、ゴールの Avenue du Parc も上りです。獲得標高3,803m・UCI発表)

連覇中の王者タデイ・ポガチャルがブエルタの落車で骨折して出られず、本命のいないまま始まった男子エリートのロードレースです。フランスが周回コースの入り口から集団のペースを一気に上げ、ゴールまで走り切ったのは出走181人のうち58人でした。最後に抜け出したのは優勝候補の誰でもなく、ふだんはエースを支える側のアメリカ人でした。

前半のおよそ110kmはモンテレジー地方の平らな道で、右側に12回並ぶ山がモン・ロワイヤルの13.4km周回です。いちばん高い頂は、ゴールラインを通って次の周回に入るとすぐに上るカミリアン・ウードの丘です。個人TTと同じ目盛りで描いています

今日のデータ

スタート曇り 19.8℃・風6.4m/s
ゴール曇り 18.1℃・風6.3m/s
逃げ16人 → 捕獲(残り107km)
決着独走(ブランドン・マクナルティ)
完走58 / 181人

無線のないスタート——16人が逃げ、選手たちは後ろの車まで聞きに下がった

世界選手権では、選手はふだんのチームではなく国の代表として走ります。そのベルギー代表が前々日の記者会見で、テレビ局に見つかった小さな作戦を認めています。チームカーからの伝言を、選手が受け取るボトルにテープで貼っておく。世界選手権のロードレースでは、選手と監督をつなぐ無線が使えないからです。ワウト・ファンアールトは笑いながらこう言いました。「イヤホンなしで走るのは好きじゃない。何度もそう言ってきた」

日曜の朝、登録された184人のうち181人が、セントローレンス川の対岸のブロサールを出発しました。スタートの旗が振られると、すぐにアタックの応酬が始まります。残り264kmで16人が抜け出しました。エリトリアのビニヤム・ギルマイ、地元カナダのギヨーム・ボワヴァン、難民サイクリングチームの選手もいます。

誰が前にいるのか。ふだんなら監督が耳もとで教えてくれることを、この日は選手が自分で聞きに行きました。何人もの選手が集団の後ろまで下がり、チームカーの監督と話します。逃げの顔ぶれを知り、作戦を話し合うには、それしか方法がありませんでした。

集団は急ぎません。オランダ、ベルギー、メキシコ、イギリスが交代で先頭に立ち、モンテレジー地方の平らな道で、逃げとの差は8分を超えました。

初心者向けメモ: 世界選手権の選手は、耳にイヤホンを入れていない

ふだんのレースでは、選手は片耳にイヤホンを入れています。後ろのチームカーに乗る監督が、逃げとの差やライバルの動き、いつ仕掛けるかを伝えてきます。世界選手権のロードレースでは、その無線が禁止されています。

情報を運ぶのは、集団の後ろまで下がってチームカーで聞く話と、各国の工夫です。ベルギーのボトル作戦について、同じベルギー代表のレムコ・エヴェネプールは「ボトルを取り損ねて、そこに大事な伝言が書いてあったら、見ていないことになる」と言いつつ、「周回は12周あるから、ボトルを取る機会も12回ある」と前向きでした。

無線のないレースを好む選手もいます。オランダのマチュー・ファンデルプールは、レースのあとオランダの公共放送NOSにこう話しました。「イヤホンなし、それがいちばんいい。いつもいいレースになる。僕はけっこう好きなんだ。本能で走らなきゃいけなくなるからね。それがいちばん好きなんだ」

出典(4件)

Message in a bottle - Belgium get around lack of radios at World Championships(「the use of race radios is prohibited」「taping messages to riders' bottles」「I'm not a fan of racing without earpieces」「There are 12 laps and therefore 12 chances to take such a bottle」)— Cyclingnews ↗Elite men's road race live(「16 riders, including Girmay, manage to get a small gap with 264km to go」「With no radios, it is the only way on the course right now to know who is in the break and talk strategy」)— Cyclingnews ↗Van der Poel(「Dat is het mooiste dat er is, zonder oortjes. Dat geeft altijd mooie koersen. Ik ben er wel fan van, want dan moet je op instinct koersen. En dat heb ik het liefste.」。オランダ語)— NOS ↗Mondial Élite Hommes : le classement(出走181人・完走58人・途中棄権123人・出走取消3人。仏語)— DirectVelo ↗

このレースの日本人はひとり——逃げが決まる前の応酬に、橋川丈がいた

このロードレースに日本から出たのは、橋川丈ひとりでした。1週間前の個人タイムトライアルで43位。大会3日目には、日本が初めて出場したミックスリレーで男子3人のひとりとして走っています(出場15チームのうち、日本は15位)。この週3つ目のレースが、273kmのロードレースでした。

チームメイトのいない選手には、風よけになってくれる仲間がいません。それでも橋川は、最初の動きに加わりました。16人の逃げが決まるまでアタックが繰り返されていた時間帯、日本で中継していたJ SPORTSは公式Xで、前の選手に追いつこうとペダルを踏む何人かの中に彼がいると伝えています。

決まった逃げの16人に、橋川の名前はありません。そのあと彼は途中棄権しました。どこでレースを降りたのかは、リザルトには載っていません。

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出典(2件)

マクナルティが世界選手権で32.5km独走(「日本からは橋川丈(キナンレーシングチーム)が単騎で出場」「また、橋川は途中棄権している」)— cyclowired ↗ガンナら擁するイタリアが混合リレー初制覇 初出場の日本は15位(「昨年と同じ15チームが出場した」)— cyclowired ↗

フランスのアルミライユが約60km先頭を引き、6分の差を消して集団を崩した

16人が周回コースに入ったとき、集団との差はおよそ6分ありました。そのころ集団の先頭に、フランスのブリュノ・アルミライユが出てきました。ふだんはヴィスマ・リースアバイクでエースのために風を受ける選手で、フランスのタイムトライアル王者に3度なっています。すぐ後ろにはフランスのエースで、1週間前の個人TTで銅メダルを獲ったポール・セクサスと、ペースづくりを手伝うスイスの選手たちが並びました。

ここからアルミライユは、ほとんど休まずに集団を引き続けます。13.4kmの周回を1周するあいだに、逃げとの差は2分40秒以上縮みました。1周を終えたとき、集団に残っていたのは133人。エースのイサーク・デルトロを含む6人で出たメキシコは、1周目の上りでデルトロの仲間4人を失っています。逃げも崩れ、16人は6人に、やがて4人になりました。

残り106km、カミリアン・ウードの丘のふもとで、アルミライユの引く集団が最後の4人を捕らえます。先頭を引いた距離はおよそ60km。そこで彼は集団から遅れ、途中棄権しています。

フランス代表監督のトマ・ヴォクレールは、狙いをこう説明しました。「僕らは厳しくしたいときに厳しくした。この周回とポールの脚質を考えれば、それが彼のためだったと今も思っている」。別の問いには「厳しくなればなるほど、ポールには良かった」とも答えています。

ただ、その厳しさはフランスにも返ってきました。ヴォクレールは「ポールは、認めなければいけないけれど、チームメイトから少し早く孤立してしまった」とも話しています。セクサスは最後の数kmで脚がつり、15位でした。

初心者向けメモ: ひとりの牽引が、レースの「中盤」を消した

周回コースの世界選手権では、ふつう優勝候補どうしの本当の勝負の前に、中間の時間帯があります。エースはまだ動かず、各国の2番手・3番手の選手が先に仕掛けたり、ほかの国のアタックに付いていったりする時間です。

アルミライユの約60kmは、その時間帯をまるごと消しました。先頭の速度が高すぎると、誰も集団から飛び出せません。ベルギー代表監督のセルジュ・パウエルスは、レースのあとこう振り返っています。「ファンヒルスやヘルマンス、ネイスのような選手は、ふつうならこの時間帯に出るアタックに付いていくはずだった。でもこの世界選手権では、その段階そのものがなかった」

エヴェネプールも「周回の1周目から、信じられないほど速かった」と話し、こう付け加えました。「あれだけ速いペースで、フランスは自分たちのエースまで消耗させてしまったのかもしれない」

出典(4件)

Thomas Voeckler : « Paul a été isolé un peu tôt »(「on a durci quand on voulait」「Plus c'était dur, mieux c'était pour Paul」、アルミライユが8周を残して逃げとの差を埋めたこと。仏語)— DirectVelo ↗Le forcing d'Armirail, l'attaque de MVDP…(パウエルス「cette étape n'a pas existé dans le scénario de ce Mondial」、エヴェネプール「Dès le premier tour du circuit local, le rythme était incroyablement élevé」。仏語)— La DH ↗106 km | Spervuur aan Franse aanvallen(「Aan de voet van de Voie Camillien Houde worden de vier vroege vluchters ingelopen door Bruno Armirail, die ook meteen moet lossen」。オランダ語)— NOS ↗UCI Road World Championships: Brandon McNulty shocks the favourites(「Armirail's incredible effort on the front came to an end after 60km of pacing」)— Cyclingnews ↗

地元の37歳は逃げに乗り、「史上いちばん遅い1周」で最後の大きなレースを終えた

16人の逃げにいたギヨーム・ボワヴァンは、モントリオールの人です。37歳、プロになって17年。カナダ王者に3度なりましたが、ほとんどのレースで、エースのために序盤から脚を使う役回りでした。

本当は、この世界選手権を走るはずではありませんでした。レースの6日前、彼はベルギーにいて、フランドル地方でいちばん好きな坂を走りに行っています。「すごくいい天気で、一日の終わりだった。フランドルの坂ではずいぶん苦しんだな、と思った。穏やかで幸せな気持ちで、『よし、これで終わりだ。それでいい』と言ったんだ」。その翌日、電話がかかってきます。カナダのエース、デレク・ジー=ウェスト本人からでした。2週間前のグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルで肋骨を折り、走れなくなったのです。ボワヴァンがモントリオールに戻ったのは、レースの3日前の木曜日でした。

逃げが走ったのは、彼が自転車を覚えた道でした。「スタートのループは全部、僕が自転車を覚えた場所で、何度も走った道ばかりなんだ」。モントリオールに入ると、8分あった差がみるみる縮んでいきます。沿道に元プロ選手を見つけたボワヴァンは「後ろで何が起きてる?」と聞きました。集団を引いていたのはフランスでした。ボワヴァンは周回コースに入ると一度遅れ、追いつき、残り9周でまた遅れます。

彼にとって最後になるその1周を、急ぎませんでした。ポリテクニークの丘では、沿道に並んだ人たちの手を次々に叩いていきます。カミリアン・ウードには家族がいて、ほかの場所には高校の友だちもいました。「最後の周回は、周りを見る時間をとった。史上いちばん遅い1周だったはずだよ。本当に味わいたかったから」。ゴールラインの手前では道ばたで友人たちからビールを1本もらい、ジャージのポケットに入れています。1周を終えると、彼は足を地面に着き、レースを降りました。

そして明かしました。「前もって言わなかったのは、この1週間を楽しみたかったから。でも、これが最後の大きなレースだった。地元のケベックで、それも世界選手権で終われたのは、本当に名誉なことだ」

出典(3件)

Guillaume Boivin fait ses adieux au cyclisme professionnel à Montréal(「je dois avoir fait le tour le plus lent de l'histoire」「c'était ma dernière grande course」「Trois fois champion canadien」。仏語)— ラジオ・カナダ ↗Les Canadiens sont passés par toute la gamme d'émotions(「bon, c'est fini, c'est correct」「j'ai reçu un appel de Derek lui-même」「Avec neuf tours à faire, le vétéran a été décroché」。仏語)— RDS ↗Un dernier tour de piste mémorable pour Boivin(「C'est ma bosse préférée dans les Flandres」「« Qu'est-ce qui se passe derrière ? »」「Ils lui ont donné une bière qu'il a glissée dans une pochette de son maillot」「il prendra sa retraite à la fin de la saison」。仏語)— La Presse ↗

12人の先頭にアメリカだけが3人——追う選手の後ろには、いつもジョーゲンソンがいた

残り90kmを切ると、優勝候補たちが自分から動き始めました。2023年の世界王者マチュー・ファンデルプールが前へ出て、ベルギーのワウト・ファンアールト、スロベニアのプリモシュ・ログリッチ、アメリカのクイン・シモンズらと6人の先頭をつくります。残り74km、ファンデルプールがもう一度加速すると、付いていけたのはシモンズとイギリスのオスカー・オンリーだけでした。

そのあとログリッチが追いつき、オンリーが遅れ、アイルランドのベン・ヒーリーが加わります。残り35km、この先頭4人に追走の集団が追いつきました。できあがった12人のうち9人は、国から1人だけ。アメリカだけが、シモンズ、マッテオ・ジョーゲンソン、ブランドン・マクナルティの3人を残していました。まずジョーゲンソンが仕掛けて引き戻され、その直後、残り30kmあまりでマクナルティが飛び出します。

後ろの11人は、そろって追いかけることができませんでした。追走は、何人かが先頭を交代しながら風を分け合ってはじめて速くなります。ところが誰かが追い始めるたびに、残ったアメリカの2人、ジョーゲンソンとシモンズがその後ろに付きました。ジョーゲンソンは一度も先頭を代わっていません。2位に入ったオーストラリアのマイケル・マシューズは、こう話しています。「マクナルティが行ったとき、僕らの集団にはまだアメリカが2人いた。何かが動き始めるたびに、彼らはブランドンのために実にうまく潰していた。……誰かが先頭交代を始めると、すぐにアメリカの選手がまた追走をかき乱すんだ」

最終周のカミリアン・ウードの丘で、追走の中からイギリスのトーマス・ピドコックとイタリアのジュリオ・チッコーネが追い上げ、差は10秒ほどまで縮まりました。残り7kmのファンデルプールの最後のアタックにも、ジョーゲンソンが付きました。

2位争いのスプリントは、マシューズがファンデルプールを抑えています。そのマシューズは、2025年5月に肺塞栓症と診断され、2026年のパリ〜ニースの直前には練習中の事故で両腕を折った選手です。「この2年で2度、キャリアは終わったと思った」

出典(4件)

UCI Road World Championships: Brandon McNulty shocks the favourites(「Of the 12 riders, nine were without teammates, but the USA had three riders present」「74.1km from the finish, Van der Poel launched a violent acceleration」「down to just 10 seconds」)— Cyclingnews ↗'I thought my career was done twice in the last two years'(「as soon as guys would start rolling through, the US guys would mess up the chase again」、肺塞栓症と両腕の骨折)— Cyclingnews ↗Le miracle de McNulty(「Jorgenson et Simmons se faisaient un devoir de nuire à la chasse et de marquer les contre-attaquants」。仏語)— La Presse ↗Les Canadiens sont passés par toute la gamme d'émotions(「l'Américain Matteo Jorgenson suivait sur le porte-bagage sans prendre un seul relais」。仏語)— RDS ↗

「それには奇跡が要る」と思っていた男は表彰台で涙を浮かべ、仲間は笑顔で祝った

ブランドン・マクナルティ、28歳。UAEチームエミレーツ・XRGでは、タデイ・ポガチャルを支える側の選手です。「これまでいくつかレースは勝ってきたけれど、スーパースターだったことは一度もない。タデイがモニュメントを勝つレースに加わってこられたことが、ずっと特別だった」

モントリオールの周回は、彼がいちばん好きなコースでした。2025年のグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルでは、ポガチャルと一緒に逃げて勝ちを譲られています。

飛び出したのは上りではなく、平らな道でした。1974年、エディ・メルクスがこの街で3度目の世界王者になった大会で、ゴールラインが引かれていた大通りです。「純粋に本能だった。何年もここで走ってきたから、人数が少なくなって疲れがたまると、みんなためらって顔を見合わせるのを知っていた。集団がひとつになったら、平らなところで行こうと考えていた。上りに入れば、みんなアタックを待ち構えている。だから少し不意を突ければ、うまくいくかもしれないと思った」

最後の周回で、脚は限界でした。「サドルに座ると脚がつりかけて、立ってこぐと脚がぐにゃぐにゃで崩れそうだった。残り50mで振り返って、誰もいないのが見えるまで、本当に信じられなかった」。ゴールの先で、人混みの中から妻のサマーを見つけ、星条旗ごと抱きしめます。ジョーゲンソンが抱きついて叫びました。「世界選手権を勝ったんだぞ!」

アメリカの選手が男子エリートのロードレースを制するのは、1993年のランス・アームストロング以来33年ぶりです。マクナルティはこう振り返りました。「何か起きるかもしれないとは思っていた。でも、それには奇跡が要ると思っていた。どうやら奇跡は起きた」

落車で欠場したポガチャルのことも口にしています。「せめて、彼に誇らしく思ってもらえたらいい」。ポガチャルはSNSにこう書きました。「モントリオールの王様。誇りに思うよ、ブランドン・マクナルティ」

表彰台のいちばん上で国歌が流れるあいだ、マクナルティの目には涙が浮かんでいました。その横で、アメリカのチームメイトたちは笑顔で祝福していました。

ブランドン・マクナルティが世界王者になった瞬間(36秒)— UCI公式YouTube

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出典(7件)

「Mondiaux de cyclisme: "un miracle", McNulty piège les favoris」(AFP配信。「tout penaud et en larmes」「Brandon McNulty en pleurs sur la plus haute marche du podium」。仏語)— La DH ↗「Las lágrimas del campeón del mundo durante el himno」(国歌のあいだの涙、動画つき。スペイン語)— ユーロスポーツ・スペイン公式X ↗'I hope I made him proud' - New World Champion Brandon McNulty(「It was purely instinct」「my legs were like noodles」「found his wife Summer and a US flag」「The King of Montreal. Proud of you Brandon McNulty」)— Cyclingnews ↗Brandon McNulty ends 33-year US drought(「I've never been a superstar. It's always been special to be part of races and be with Tadej winning monuments」)— Velo ↗Brandon McNulty, le champion que personne n'avait vu venir(「Il faut croire qu'aujourd'hui, on a vu un miracle」。仏語)— ラジオ・カナダ ↗Le miracle de McNulty(「J'ai rigolé à ce sujet, mais franchement, je ne le savais vraiment pas. Je savais que quelque chose pouvait arriver, mais qu'il faudrait un miracle.」「là où Eddy Merckx avait remporté son troisième titre mondial en 1974」。仏語)— La Presse ↗Les Canadiens sont passés par toute la gamme d'émotions(「L'Américain s'est sauvé sur le Boulevard Édouard-Montpetit, à l'endroit où était la ligne d'arrivée des mondiaux de 1974」「s'était fait offrir la victoire du Grand Prix cycliste de Montréal 2025」。仏語)— RDS ↗

今日の寄り道

自転車をちょっと離れて、ステージが駆け抜けた土地の話。

歴史シャンブリー砦

スタートしてまもなく、集団はリシュリュー川のほとりに立つ石の砦のそばを走り抜けました。最初の木の砦は1665年、北米のフランス植民地ヌーベルフランスをイロコイの攻撃から守るために築かれました。いま残る石造りの砦は1711年にフランスが建てたもので、1760年にイギリスの手に渡っています。カナダの国定史跡です。

自然モン・サン・ティレール

朝早くから、この山の近くには大勢の人が応援に来ていました。モントリオールの東およそ30km、平野から400mほど突き出た山です。大部分はマギル大学の自然保護区で、366種を超える鉱物が見つかり、そのうち50種はこの山で初めて見つかりました。斜面のリンゴ園には毎年何万人もの人が訪れます。この山は、ゴールのあるモン・ロワイヤルと同じ成り立ちの山の仲間です。1903年、地質学者がモン・ロワイヤル(ラテン語でモンス・レギウス)とその仲間をまとめて「王の山々」と呼び、それが一帯の山々をひとくくりにする呼び名の始まりになりました。

写真: Wikimedia Commons(フリーライセンス)

この日の公式ハイライト

男子エリートロードレース フィニッシュシーン(J SPORTS公式。2分59秒)
男子エリートロードレース ハイライト(TNT Sports公式。11分58秒)

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この記事を書いた人

Grand Tour Hub 管理人

ロードレースの面白さを初心者目線で伝えるファンサイトの管理人。いちばん好きなのは、ゴール直前までもがいてスプリンターを発射させたアシストが、仲間の勝利を確信して、自分はまだゴールの手前なのにガッツポーズをする瞬間です。

※ 観戦記は管理人による独自の執筆コンテンツです。クライマー、スプリンターといった役割の違いなら選手タイプへ。