カジノ広場スタート——3大ツールすべての開幕地になった街
ブエルタがスペインの外で幕を開けるのは、1997年のリスボン以来これで7回目。3年続けての国外スタートです。今年その役を引き受けたモナコは、1966年のジロ・デ・イタリア、2009年のツール・ド・フランスに続いて、3大ツールすべての公式スタートを迎えた史上初めての街になりました。
コースは9.4km。モンテカルロのカジノ広場を出て、ラウンドアバウトと直角コーナー、いくつものトンネルをくぐり、ルイ2世スタジアムのまわりを回ってからF1モナコGPのホームストレートに戻ってきます。獲得標高は90mで、坂らしい坂はありません。勝負を分けるのは登る力ではなく、減速と加速をどれだけ繰り返せるか。184人が1分間隔で、1人ずつスタート台を降りていきました。
🔰 初心者向けメモ: ホットシート——暫定トップが座る椅子
個人タイムトライアルは、選手が1人ずつ時間をずらして出走し、同じ距離を走ったタイムだけで順位を決める種目です。全員が同時に走るわけではないので、レースの途中で分かるのは「いまのところ誰がいちばん速いか」だけ。そこでゴール地点には、暫定トップの選手が座る椅子が用意されます。これがホットシート(熱い椅子)です。もっと速い選手がゴールすれば、その場で立って明け渡す。逆に言えば、座っていられた時間の長さは、その日いい走りをした証でもあります。
出典:J SPORTS: ブエルタ・ア・エスパーニャ2026 第1ステージ/コース ↗Monaco Life: Monaco to become first city to launch all three Grand Tours ↗