イル・ロンバルディア2026 ロードレース2026年10月11日文: Grand Tour Hub 管理人

選手が安全を訴えスタートを5分止めた朝、20歳が独走で史上最年少優勝

ベルガモ → コモ 239km(前半に5つの上りを越え、コモ湖の湖畔に出るのは148km地点。湖岸を21kmたどってから聖地マドンナ・デル・ギザッロへ上り、その頂上でゴールまで残り60kmです。最後はコモの22km周回で、サンフェルモ・デッラ・バッターリア、勾配10%前後のチヴィリオ、もう一度サンフェルモと3つの上りを越えます。最後の頂上はゴールまで残り5.2km。越える上りは9つ、獲得標高は4,600m・主催者発表——海抜0mから富士山の頂上(3,776m)まで登って、さらに800mあまり登る計算です)

5連覇中の王者がけがで欠場し、本命のいないまま迎えたシーズン最後のモニュメントです。ベルガモのスタートラインでは、選手たちがレースの安全を訴えて5分間動きませんでした。そこから239km先のコモへ、最後にひとりで帰ってきたのは、2週間前に20歳になったばかりのフランス人でした。

左の5つの山が前半の上りで、6つ目がマドンナ・デル・ギザッロです。右端に並ぶ3つのとがった山がコモの周回で、サンフェルモ・デッラ・バッターリア、チヴィリオ、もう一度サンフェルモの順に越えます。大会ガイドと同じ、主催者の断面図から描いています

今日のデータ

スタート曇り 19.3℃・風2.2m/s
ゴール雨 20.5℃・風1.7m/s・雨0.3mm
逃げ14人 → 捕獲
決着独走(ポール・セクサス)
完走114 / 174人

スタートの合図に誰も動かず、エヴェネプールがマイクで5分間の理由を話した

ベルガモのスタートラインで、司会者がカウントダウンを始めました。10、9、8……。ゼロになっても、選手たちは誰も動きません。

2分ほどたって、欧州王者のジャージを着たレムコ・エヴェネプールにマイクが渡されます。「ここにいる選手だけでなく、プロの自転車選手みんなを代表して、英語で話します」。そして続けました。「この声明を出すのは、レースの中で車が関わる事故があまりに多いからです。残念なことに、僕らは兄弟であり仲間であるひとりの命を失いました——だから、僕らがいちばん好きなことをしている中で、選手がけがをしたり、本当に命を落としたりすることを、これ以上受け入れ続けることはできないと、世界に示したいんです」

失われた命とは、8月14日のボルタ・ア・ポルトガルで、レースと関係のない車にはねられて亡くなった19歳のフィンレー・ターリングのことです。この週の火曜日にも、トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネでコースを逆走してきた警察のオートバイに、ピナレロ・Q36.5の2人がはねられていました。このチームの優勝候補、トーマス・ピドコックは「まず何より、僕自身がレースをやめたかった。頭にきていた」と話しています。

準備は選手だけで進められていました。週の半ば、メッセージアプリのWhatsAppにグループができます。作ったのはピドコックとも、EFのベン・ヒーリーとも言われ、出場25チームから1人ずつが入りました。チームの監督やスタッフにも知らせていません。主催者に伝わったのは、スタートの25〜30分前でした。

5分たって旗がもう一度振られ、集団は走り出しました。選手たちが同じ時刻にSNSに出した声明には、こうあります。「5分ののち、僕らはいつもどおりレースをした。レースに影響を与えたかったわけではない。……けれど何より、愛する人たちのもとへ無事に帰りたい」

初心者向けメモ: 選手の声は、ふだんは選手会を通って届く

走る条件について選手が意見を言うとき、ふだんの窓口はCPA(選手会)です。大会ごとの選手代表が、主催者や審判団と同じ席に着きます。

この日の抗議は、その窓口を通っていません。ピドコックのチームメイトのマーク・ドノヴァンはこう話しています。「CPAを入れることもできたけれど、どちらかといえば選手の中だけで進めた。CPAに何か不満があるわけじゃないし、彼らはすばらしい仕事をしているけれど、時には僕ら選手が自分たちで決めることもできる」

招待で出場する小さなチームにとって、大きな主催者に逆らうのは勇気がいることです。それでも、2部のMBHバンク・CSB・テレコムフォートで、グループのチーム代表を務めたファウスト・マスナダは「25チーム全部が足並みをそろえていた」と話しました。

出典(4件)

'We cannot keep accepting the fact that guys are getting injured or literally dying'(「began the countdown from 10 seconds」「After around two minutes」「I will speak in English in the name of the whole bunch」「Unfortunately we lost the life of a brother and of a colleague of us」、選手の共同声明「After five minutes, we raced as normal」)— Cyclingnews ↗A WhatsApp group, ring-leaders, and a secretive operation(「either by Tom Pidcock or Ben Healy」「one rider from each of the 25 teams」「we didn't even tell our directors or team staff」「25 to 30 minutes before the start」、ドノヴァン「We could have involved the CPA」、マスナダ「All the 25 teams today were in line」)— Cyclingnews ↗'I was mad' – Tom Pidcock says two teammates were hit by police motorbike(「A police motorbike was going the wrong way down the course」「first of all I wanted to stop racing myself. I was mad」)— Cyclingnews ↗Volta a Portugal organisers confirm death of Finlay Tarling(「struck by a driver not affiliated with the race」)— Cyclingnews ↗

14人の逃げが3分以上の差を得て、ニュージーランド王者は「いちばんハードな一日」を走った

正式スタートの旗が振られるとすぐ、アタックの応酬が始まりました。2つ目の上りの中腹で5人が抜け出し、頂上から下りにかけて追いついた選手たちを加えて、14人になります。ジェイコのベン・オコーナー、バーレーンのアントニオ・ティベーリ、ヴィスマのヴィクトル・カンペナールツ。優勝候補を抱えるUAE、デカトロン、レッドブルの3チームは逃げに選手を入れず、集団の先頭で差を2分前後に保ちました。長い下りと谷の平らな道で、差は3分を超えました。

逃げの中に、ニュージーランド王者のジャージを着たジョージ・ベネットがいました。36歳。所属するNSNサイクリングは、育成チームの選手を夏に失ったチームです。8月に亡くなったターリングは、その育成チームの選手でした。朝の抗議について、ベネットはこう話しています。「チームとして僕らが経験したことを考えれば、あんなことが起こりうると毎日考えているのに、道路にはまだ車がいるなんて正気じゃない」

逃げはコモの周回に入っても7人が先行していて、ベネットもその中にいました。コモの周回で優勝候補たちに捕まり、26位でゴールしています。ゴールの先で、彼はハンドルに何度も突っ伏し、サイクルコンピューターの数字を確かめました。「間違いなく、いままででいちばんハードな一日だった。数字の上では、ばかげてる」。6時間近く、平均280W(ワット)。体重58kgの彼にとって、体重1kgあたり5W近い出力です。「この平均は出したことがない」。そう話す顔は笑っていました。「このレースが一年でいちばん好きなんだ」

出典(4件)

Il Lombardia: Paul Seixas puts in stunning solo ride(逃げの14人の顔ぶれ、「UAE, Red Bull and Decathlon controlled the gap」「stretching the gap out to three minutes」)— Cyclingnews ↗'Biggest day out I've ever had, numerically ridiculous'(「an average power output of 280 watts for almost six hours」「This is my favourite race of the year」)— Cyclingnews ↗A WhatsApp group, ring-leaders, and a secretive operation(「Finlay Tarling rode for the development arm of Bennett's NSN Cycling」「I think it's insane that something like that can happen」)— Cyclingnews ↗Classifiche(ベネット26位・4分52秒遅れ、完走114人)— イル・ロンバルディア公式 ↗

ギザッロで飛び出した4人をペリツァーリが引き戻し、レースのあとは、ジロで支えたエースのログリッチへ感謝を贈った

148km地点でコモ湖の湖畔に出て、岸を21km走った先が、サイクリストの聖地マドンナ・デル・ギザッロです。上りに入ると逃げはばらばらになり、オコーナーとEFのマイケル・レオナードが前へ出ました。

頂上の手前で、集団から4人が飛び出しました。仕掛けたのはヴィスマのマッテオ・ジョーゲンソンで、リドル・トレックのクイン・シモンズ、UAEの世界王者ブランドン・マクナルティ、XDS・アスタナのクリスティアン・スカローニが付きます。このうちアメリカ人の3人は、2週間前のモントリオールの世界選手権ではアメリカ代表のチームメイトで、そのときはマクナルティが勝っています。この日は別々のチームです。

エヴェネプールにとっては難しい場面でした。前に選手を送り込んだチームは、集団で追わなくて済むからです。追ったのはレッドブルでした。ジュリオ・ペリツァーリが先頭を引き、4人は残り50kmを過ぎてまもなく捕まりました。ギザッロで遅れかけていたレッドブルのプリモシュ・ログリッチも、そのあと集団に戻っています。

コモの周回に入っても、ペリツァーリは引き続けます。1回目のサンフェルモ・デッラ・バッターリアの上りでは、すぐ後ろにエヴェネプール。頂上を越えたとき、ペリツァーリの後ろに残っていたのは20人あまりでした。

ペリツァーリは2025年のジロで、最初の1週間をエースのログリッチのために走り、その秋には「プリモシュとはいい友だちになったと思う」と話していました。そのログリッチは、この秋でレッドブルでの3年の在籍を終えます。本人は前日、来季も走るつもりだと言う一方で、ロンバルディアが現役最後のレースになる可能性もある、と話していました。

レースのあと、ペリツァーリは自分のInstagramに、ログリッチと抱き合う写真を載せています。「プリモシュのために走れて光栄だった、いろいろありがとう」。その投稿に、ペリツァーリは古い自撮りも1枚入れていました。黄色いジャージのログリッチの横で、少年2人が笑っています。ログリッチがまだユンボ・ヴィスマ(いまのヴィスマ・リースアバイク)にいたころの写真です。

※ 公式アカウントが公開しているコンテンツの埋め込みです。映像の権利は各権利者に帰属します。

出典(5件)

giulio_pellizzari(2026-10-10。「it was an honor to race for you, thanks for everything primoz❤️」)— ジュリオ・ペリツァーリ本人のInstagram ↗Primož Roglič says 'it's possible' Il Lombardia will be the final race of his career(「coming to the end of his three-year spell at Red Bull-Bora-Hansgrohe」「I think so, yes. I think I will still race.」「I think also possible yeah, you know, why not?」)— Cyclingnews ↗Giulio Pellizzari emerges as Italy's new hope under Roglic's guidance(「Yes I think Primož and I became good friends. I enjoyed racing with him.」「spent the opening week of the Giro riding fully in his service」)— Domestique ↗As it happened: Attritional 2026 edition of Il Lombardia(「O'Connor going clear with Leonard」「Lidl's Simmons and UAE's McNulty, plus Italy and Astana's Scaroni」「not much more than 20 riders left on his wheel」)— Cyclingnews ↗'I haven't found my top form since the Tour de France'(「giving their teams an excuse to sit back in the bunch」)— Cyclingnews ↗

チヴィリオで20歳が速いペースを刻み続け、ひとりでコモへ帰ってきた

コモの周回の2つ目の上り、チヴィリオは勾配10%前後が続く坂です。ふもとではUAEのアダム・イェーツが引き、マクナルティ、イサーク・デルトロ、そしてデカトロンの20歳、ポール・セクサスが続きました。

やがてセクサスが先頭に出ます。最初に遅れたのはエヴェネプール。続いてデルトロとマクナルティ。逃げの最後のひとりだったレオナードもここで捕まり、最後まで後ろに付いていたピドコックとジュリオ・チッコーネも離れていきました。

セクサスは、もう少し待つつもりでした。「ペースが最初からもっと速くなって、頂上の2km手前でアタックできればと思っていた。でも十分に速くなかったから、早めに行かなきゃいけないと感じた。……下りきったところで10秒以上の差があれば、もう追いつかれないとわかっていた」

頂上を越えると、追うのは9月にブエルタを制したエンリク・マスと、チッコーネの2人。セクサスは平坦を「タイムトライアルのように」走り、最後のサンフェルモでまた差を広げます。マスはそこでチッコーネを置いて、ひとりで追いました。

セクサスは239kmを5時間49分28秒で走り切りました。2位のマスに48秒、3位のチッコーネに1分5秒の差です。20歳と16日。1905年の第1回に20歳5か月で勝った選手の記録を、120回目で塗り替える史上最年少の優勝です。5連覇中だったタデイ・ポガチャルは、けがで出場していませんでした。

記録について、本人はこう話しています。「すばらしいことだけれど、正直なところ、気を悪くしないでほしいのですが、『最年少優勝』という数字は僕にはあまり重要ではありません。大事なのは勝つことです」

※ 公式アカウントが公開しているコンテンツの埋め込みです。映像の権利は各権利者に帰属します。

初心者向けメモ: 一度上げたペースを、緩めない

坂で差をつける方法は2つあります。ひとつはアタック——急に加速して、一気に離れること。もうひとつは、上げたペースを緩めずに、相手が耐えられない速さを保ち続けることです。後ろの選手はすぐには離れません。けれど限界を超えた速さで走り続ければ、いつか脚が尽きます。

チッコーネは、そこにはまったと振り返っています。「2、3メートル離されたとき、あの加速のあとは緩めると思ったのに、彼はそのまま行ってしまって、僕は限界を超えた3分間を走り、その代償を最後のサンフェルモで払った……」。付いていこうとしたことに後悔はない、とも言いました。ピドコックの見方も同じです。「彼はアタックしたわけじゃなくて、自分のペースを、速いペースを刻んだだけだ」

出典(5件)

Paul Seixas : « Parfois, j'ai l'impression de vivre dans un rêve »(「J'espérais que le rythme soit plus élevé au début pour attaquer à deux kilomètres du sommet」「J'ai fait comme un contre-la-montre sur le plat」「la statistique du "plus jeune vainqueur" m'importe peu」。仏語)— DirectVelo ↗Paul Seixas vince Il Lombardia 2026(「Nel 1905 Giovanni Gerbi vinceva il primo Il Lombardia a 20 anni e 5 mesi」「239km in 5h49'28"」。伊語)— イル・ロンバルディア公式 ↗Paul Seixas, Il Lombardia è un 2026 da ricordare(「Nato il 24 settembre 2006, Seixas ha raggiunto questo traguardo a soli 20 anni e 16 giorni」。伊語)— イル・ロンバルディア公式 ↗Ciccone(「Quando ha preso 2 o 3 metri credevo che dopo la sgasata avrebbe rallentato, invece ha tirato dritto, ho fatto 3 minuti di fuori giri che poi ho pagato sul San fermo」。伊語)— tuttobiciweb ↗'I just went into the red and that was it' – Tom Pidcock(「He didn't really attack, he just kind of made his own pace, a high pace」)— Cyclingnews ↗

花道で送られた5人のうち、ビルバオは優勝候補の集団で7位、モレマは最後のひとりでゴールした

抗議の少し前、スタート地点では別の場面がありました。この日で引退する5人のために、集団が自転車を高く掲げて花道を作ったのです。ペリョ・ビルバオ、ヨン・イサギレ、リュディ・モラール、オドクリスティアン・エイキング、バウケ・モレマ。

ビルバオは9月のブエルタ最終日にも、花道で送られています。あちらは最後のグランツール、こちらは最後のレースでした。この朝、チームのミーティング中のバスに、妻と子どもたちが突然やって来ました。「涙をこらえられなかったけれど、そのあとはレースに集中した」。ゴールには、エヴェネプールやピドコックら優勝候補と同じ集団で飛び込み、7位に入りました。「チャンスだとわかっていたし、モニュメントで、最高のレベルでキャリアを終えたいと僕がどれだけ思っているか、チームも知っていた。忘れられない一日になった」

39歳のモレマは2019年、このレースを独走で勝った選手です。この日が18回目のロンバルディアで、出走した中でただひとりの優勝経験者でした。けれど脚が動きません。ゴールまで残り100kmの地点で集団から遅れ、完走した114人の最後に、勝者から21分16秒遅れでコモへたどり着きました。勝ったセクサスは、19歳年下です。

「ふう、へとへとだ」。それがゴール後の最初の言葉でした。「スタートからゴールまで、ずっと苦しかった」「何より、終わってうれしい。制限時間内に入るために闘わなきゃいけなかった。キャリアの中でそんなことはあまりなかった。本当に最後の1メートルまで闘いだった」

手首を骨折したまま出走したイサギレも、86位で完走しています。

※ 公式アカウントが公開しているコンテンツの埋め込みです。映像の権利は各権利者に帰属します。

初心者向けメモ: 最後のレースを、なぜ「ラストダンス」と呼ぶのか

引退する選手の最後のレースやシーズンは、「ラストダンス」と呼ばれることがあります。この日、主催者は引退するイサギレに、「The Last Dance」と書かれた記念のプレートを贈っています。

もとは、ダンスパーティーで最後にかかる1曲のことです。そこから、終わりが決まっている試合やシーズンを、スポーツでもこの言葉で呼ぶことがあります。

自転車では、ジロとブエルタを制し、この秋に引退したコロンビアのナイロ・キンタナが、最後のシーズンについてこう話していました。「……今年は何をしても、それが大きなお祭りで、どのレースもラストダンスになる」

出典(8件)

Bauke Mollema, Pello Bilbao and other retiring riders receive guard of honour send-off(5人の名前、「lined the road with their bikes in the air」)— Cyclingnews ↗Bilbao takes 7th at Il Lombardia in the final race of his career(「my wife and children surprised me by coming onto the team bus」「It was an unforgettable day」)— バーレーン・ヴィクトリアス公式 ↗Mollema ziet in Lombardije zwarte sneeuw bij laatste race als prof(「"Poeh, ik ben kapot"」「als 114de en allerlaatste over de streep」「Ik heb moeten vechten om op tijd binnen te komen」。蘭語)— NOS ↗Seixas jongste winnaar ooit in Ronde van Lombardije(「Mollema rijdt vandaag zijn 18de (!) Ronde van Lombardije en is de enige oud-winnaar aan de start」「Bauke Mollema moet lossen op 100 kilometer van de finish」。蘭語)— NOS ↗Ion Izagirre recibe un cálido homenaje del pelotón en Lombardía el día de su retirada(「una placa de recuerdo por parte de la organización del Giro de Lombardía en la que se leía 'The Last Dance', el último baile」。西語)— El Diario Vasco ↗Nairo Quintana anunció su retiro: así se despidió del ciclismo profesional(「todo lo que haga este año será esa gran fiesta y último baile en cada competencia」。西語)— Noticias RCN ↗【Cycle*2023 ツール・ド・フランス ファム:プレビュー】“ラストダンス”アネミエク・ファンフルーテンは2年連続「トリプルツール」なるか!?(「今季限りでのキャリア終了を予定しており」)— J SPORTS ↗Seixas honra la despedida de Ion Izagirre(「capaz de finalizar la carrera a pesar de la fractura de radio de su muñeca izquierda. Fue el 86º」。西語)— Deia ↗

今日の寄り道

自転車をちょっと離れて、ステージが駆け抜けた土地の話。

食文化ストラッチャテッラ

スタート地のベルガモは、ジェラートのストラッチャテッラの生まれ故郷です。ミルクのジェラートに細く垂らしたチョコレートを混ぜ込んだ味で、1961年に旧市街の「ラ・マリアンナ」で生まれました。名前は、同じ名のスープから取られています。ローマ周辺で食べられている、溶き卵を流し入れるスープです。

伝統産業コモの絹

ゴールの町コモは、絹の町として知られます。15世紀の終わりごろから絹織物が広まり、20世紀の初めには、高級な絹やネクタイ、布地へのプリントを手がける産業の町になっていました。市内には、糸をよる機械など絹づくりの道具を集めた博物館があります。

写真: Wikimedia Commons(フリーライセンス)

この日の公式ハイライト

イル・ロンバルディア2026 ハイライト(Velon公式。5分28秒)
イル・ロンバルディア2026 ハイライト(主催者RCSスポルトの公式YouTube。11分12秒)

※ 公式アカウントが公開しているコンテンツの埋め込みです。映像の権利は各権利者に帰属します。

共有: ポスト

この記事を書いた人

Grand Tour Hub 管理人

ロードレースの面白さを初心者目線で伝えるファンサイトの管理人。いちばん好きなのは、ゴール直前までもがいてスプリンターを発射させたアシストが、仲間の勝利を確信して、自分はまだゴールの手前なのにガッツポーズをする瞬間です。

「この記事、面白かった」と思っていただけたら、OFUSE(オフセ)から一杯ぶんの応援を送っていただけます。取材・執筆とサイト運営の励みになります。OFUSEで応援する ↗

※ 観戦記は管理人による独自の執筆コンテンツです。クライマー、スプリンターといった役割の違いなら選手タイプへ。