赤いジャージを着るのは、31歳にして初めてだった
セビリアで記者の前に座ったのは、モビスターの赤いジャージ、エンリク・マスでした。1週間のうちに2度、総合首位として会見に出たことになります。第1休息日の会見で、残りのコースを「まったく見当もつかない」と笑っていた31歳です。
彼は自分の立場をこう説明しました。「レースでリーダーのジャージを着たのは、これが初めてなんだ。だからとても特別な感覚だよ」。2018年から2024年にかけてブエルタの表彰台に4度立ちながら、どのレースでも、一日たりとも首位のジャージを着たことがなかった。「ステージのあとには、こなさなければならない手続きがいくつもある。それも一度もやったことがなかった。赤いジャージを着るのは、気に入っているよ」
木曜日の32.1kmの個人タイムトライアルは、3週間ずっと彼の弱点として語られてきました。本人の答えはこうです。「山は僕に有利だ。ここまで毎日そこで時間を稼いできたんだから。だからタイムトライアルを怖がる必要はない。21日のレースで、タイムトライアルは1日。残りの19日は僕に有利に働いてきた」——このブエルタのタイムトライアルは2日で、もう1日が開幕地モナコです。だから「残り19日」。
いちばん警戒しているのは、ログリッチでした。「彼はほんの2年前にブエルタを勝っている。いまは3位だ……切り捨てることはできないし、いい状態にあることを見せている。しかも、ブエルタの勝ち方を正確に知っている。4回勝っているんだから」
チームについては、こう言いました。「ここまでの走りに、うちのチームは10点満点だ。ずっと全部を掌握してくれていた」。最終週の方針も明かしました。「アルハンブラには、いまと同じ位置で着かなければならない。もともとは逃げに乗ってステージを狙うつもりだったけれど、いまはできるかぎりコントロールすること、それが全部だ」——アルハンブラは、最終日のゴールになるグラナダの宮殿です。
会見には、かつてのチームメイトで、いまスペイン代表の監督を務めるアレハンドロ・バルベルデが来ていました。その数時間後、同じセビリアで発表された世界選手権の代表に、マスの名前が入っています。
出典:Enric Mas: 「Es el momento más feliz de mi vida」(休息日会見のスペイン語原文。リーダージャージが初めてであること、ステージ後の手続きの話)— Infobae/EFE配信 ↗I dont need to be scared of the time trial(休息日会見。タイムトライアル、ログリッチ評、「10点満点」、アルハンブラ。英語)— Cyclingnews ↗Enric Mas, Juan Ayuso y Paula Blasi liderarán las selecciones en el mundial de Montreal(同じ日にセビリアで発表された世界選手権代表。スペイン語)— Infobae/EFE配信 ↗