シーズンを終えた王者は、自分が走らない世界選手権へ行くことにした
タデイ・ポガチャルが第8ステージの道で何を失ったのかは、しばらく分からないままでした。診断は脳震盪、左鎖骨のずれを伴う骨折、C7頸椎(首の骨のいちばん下)の骨折。鎖骨の手術が終わったのは、その2日後の休息日の午後です。
その先を語ったのは、UAEチーム・エミレーツ・XRGのゼネラルマネージャー、マウロ・ジャネッティです。9月10日、イタリアの公共放送RAIのラジオ番組「ラディオコルサ」でこう話しました。
「落車は重かった。ずれた鎖骨の骨折はとても複雑な手術を必要としたし、そのうえ脳震盪もあった。そこから、今年はもう走れないのは明らかだった。ただ、本人が選んだわけではないその決定を彼が受け入れるまで、何日か待つのが正しいと思った」
消えた予定は3つありました。9月27日の世界選手権——カナダのモントリオールで開かれる、彼が2年続けて勝っている大会です。10月初めの、自国スロベニアでの欧州選手権。ジャネッティはそれを「自分の家の玄関の前で、自分の国の人たちの前でのレース」と呼びました。そして、6連勝のかかったイル・ロンバルディア。
「これが自転車競技だ。いま彼は落ち着いている。走れない失望はもちろん大きいが、それもスポーツの一部で、あの落車はもっと悪い結果になりえたことも、彼は分かっている」
落車の数日後、チームは契約の延長を発表しました。2032年までです。怪我の結果ではなく、何か月も前から話していたことだ、とジャネッティは言っています。
そして彼は、走らない世界選手権に行くことを決めました。スロベニア代表の監督が、スロベニアの公共放送RTVSLOに明かしています。「これは言える。タデイも僕らと一緒にカナダへ来る。今回は応援する人として。ロードレースの前の火曜日に来て、僕らを励まし、そしてもちろんウルシュカ・ジガートを応援する」
ジガートは彼のパートナーで、同じ大会の女子のレースに出る予定でした。ただ、ブエルタの最終日と同じ日曜に、フランスのレースの落車で顎をまた折ったとチームが発表し、シーズンはそこで終わる見込みになりました。監督がこれを話したのは、その前日です。
出典(5件)
Gianetti razkril resnost Pogačarjevih poškodb(ジャネッティの発言のスロベニア語訳と、失われた3つの目標。スロベニア語)— siol.net ↗Gianetti su Pogacar(RAI「ラディオコルサ」での発言のイタリア語原文。「L’incidente è stato grave. La rottura scomposta della clavicola ha necessitato di un’operazione molto complessa」ほか)— OA Sport ↗Roglič prvi kapetan, Tratnik že v Kanadi, kamor kot navijač pride tudi Pogačar(9月12日。代表監督の「Lahko potrdim, da bo tudi Tadej z nami v Kanadi, tokrat kot navijač」。スロベニア語)— RTV Slovenija ↗Mauro Gianetti su Pogačar(発言が9月10日のRAI「ラディオコルサ」であることの出どころ。「nella puntata di martedì 10 settembre del programma Rai, RadioCorsa」。イタリア語)— SpazioCiclismo ↗Kaj nova poškodba Urške Žigart pomeni za slovensko ekipo na svetovnem prvenstvu?(9月15日。ジガートの顎の再骨折とシーズン終了の見込み。「znova zlomila čeljust in da je njena sezona po vsej verjetnosti končana」。スロベニア語)— siol.net ↗