Team Bahrain Victorious
バーレーン・ヴィクトリアス
中東バーレーン発のチーム。登坂力のある若手クライマーを多く抱え、グランツールの山岳ステージで存在感を放つ。
- GM
- Milan Eržen
Team Story
このチームを知る — 砂漠の国が山頂へ——王室の肝煎り
2016年、バーレーン王室のシェイク・ナセルが発案し、翌2017年に王国政府の肝煎りで誕生したチームだ。資金は政府系ファンド「Mumtalakat」が拠出しており、自転車競技を通じてバーレーンの名を世界に発信するという国家戦略が根幹にある。GMのミラン・エルジェンはスロベニア出身の元プロ選手で、2013年からバーレーンのスポーツ顧問を務めた人物。エルジェンはGCで4〜6位に収まることより山岳ステージで積極的に勝機を狙う方針を明言しており、チームを守勢から攻勢へと転換させた。若手クライマーの育成に定評のあるロッド・エリングワースが再加入し、レニー・マルティネスら次世代の才能を磨いている。
観戦の見どころ: 山岳ステージでは複数のクライマーを逃げに送り込むアグレッシブなスタイルが特徴で、最後の登坂での鋭い加速に注目したい。平坦を担うスプリンターも擁し、1チームで山岳もスプリントも狙える二枚腰の布陣が中継の見どころだ。
2026年の出場レース
ブイトラゴが第9ステージで取った水玉のジャージを、勝利のないままグラナダまで持ち帰った。オムルゼルは第12ステージ、カラル・アルトへ残り12kmを独走して初勝利。グランツールのステージを勝ったスロベニア人としては最年少で、ポガチャルの記録を更新した。現役最後のグランツールだったビルバオは、最終日、グラナダのアルハンブラ宮殿へ向かう坂で単独へ出てゴールは6位。この日のスペイン人では最上位だった
マルティネスが今大会の台風の目だった。第6ステージでは最初の1級アスパンを先頭で越え、第19ステージでは総合7位のまま42人の大逃げにするりと紛れ込んだ。アルプ・デュエズの頂上決戦では、抜き去っていくポガチャルの後輪にただひとり食らいつく——その登坂は、この山の歴代最速4本のひとつに数えられている。最後は総合5位まで順位を上げて3週間を終えた
エースのブイトラゴを第2ステージで失う最悪の立ち上がりから、若きエウラリオがマリア・ローザを第5〜13ステージの9日間守って総合6位・新人賞を獲得。セガールトが第12ステージを制し、カルーゾは総合9位と大会総合敢闘賞——逆境を宝に変えたジロだった
2026年に出場した選手(22名)
当サイトが収録しているレースに出場した選手です。