Movistar Team
モビスター
スペインの老舗ワールドチーム。長年グランツールの総合争いの常連として戦い続ける。
- GM
Eusebio UnzuéSebastián Unzué
機材
※ 使用機材は各シーズンの公開情報に基づきます。年度により変わる場合があります。
Team Story
このチームを知る — レイノルズから続く——山岳の血統
1980年、スペイン・ナバラのアルミ管メーカー「レイノルズ」を母体にエウセビオ・ウンスエが立ち上げたチームが、モビスターの原点だ。バネスト時代(1990〜2003年)にはミゲル・インドゥラインがツール・ド・フランスを5連覇し、「計算と忍耐による山岳支配」がチームのDNAとして刻まれた。ウンスエは45年以上にわたり同一プロジェクトを率い続ける稀有な指揮官であり、「高額補強より内部育成」を哲学として一貫して貫いてきた。2011年以降、スペインの通信大手テレフォニカの携帯・通信ブランド「モビスター」がスポンサーとなってもその矜持は変わらず、若い世代への継承を着実に進めている。
観戦の見どころ: 中継では複数の選手が逃げ集団に乗る「多頭作戦」が見どころで、序盤から積極的に動く場面が多い。山岳の総合争いでは牽引部隊が緻密なペースコントロールで集団を削るシーンが典型的なモビスター流だ。
2026年の出場レース
マスがグラナダで総合優勝した。スペイン人のブエルタ制覇は2014年のコンタドール以来12年ぶりで、マスにとっては4度の表彰台を経た初めての頂点だった。第8ステージ、ポガチャルが落車で去って赤いジャージが回ってきたとき、マスは表彰台でそれに袖を通さず、手に持ったままだった。翌日アイタナでステージを勝ち、自分の脚で勝ち取ったジャージにした。第14ステージでログリッチとカラパスを置き去りにできたのは、残り2kmで踏んだチームメイトのラウル・ガルシアのおかげだと、マスは語っている
カストリーリョ、ロモ、ガルシアと連日誰かが逃げに乗る多頭作戦を貫いてきたが、今大会は第19ステージの悲劇とともに記憶されることになった。朝から42人の大逃げに乗り、アルプ・デュエズの最終登坂も上位で戦っていたルビオが、観客の転倒で急停止したチームカーに避ける間もなく突っ込んだのだ。顔を20針縫うゴール目前の離脱は、「世界一の熱狂から選手をどう守るか」という宿題を大会に残した
ステージ勝利には届かなかったが、ルビオが山岳賞3位・レッドブルKM賞2位と登りで存在感を示した。マスは第11ステージの敢闘賞を獲得している
2026年に出場した選手(17名)
当サイトが収録しているレースに出場した選手です。